写真展&ライブ note1
若い魔女が帰郷する。
彼女は魔女であることを隠して都会で普通の女の子として働いている。
彼女は魔女っぽい服や生活やきまりが嫌いだった。
そういうものとはもう縁を切ったつもりなのに、彼女が仕事をすると
時々、魔法がかかったようだと言われる。
それは魔法ではなく私の努力なの、と彼女は思う。
若い魔女は時々帰郷する。生まれ育った魔女の森の魔女の屋敷に。
彼女はそこで思う存分静けさと森の気配と冬の気配を楽しむ。
そして自分の魔女の血を感じる。こんどは、と彼女は思う。
私の力が悪い方にはたらかないとよいのだけれど。
魔女の帰郷という世界を、 A3出力52枚の写真と言葉で、出現させます。
ライブでは、うたと薫りと食と手触りのあるものをご用意します。
五感で、この日だけの魔女の森に触れてください。
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